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日本の世界遺産 白神山地(29) 「歩道;くろくまの滝」
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D.くろくまの滝コース
くろくまの滝周辺Map
くろくまの滝
世界遺産白神山地の核心部を源とする赤石川渓流の中流に位置する「くろくまの滝」は、鰺ヶ沢町にある滝で、日本の滝百選の一つ。 ブナ、ミズナラ等の天然林に囲まれた高さ85m、幅15mのこの滝は水量も豊富で四季折々に豪快な佇まいを見せてくれる。
白神ラインから見ると世界遺産の方向とは逆方向にある景勝地で、津軽半島の付け根の日本海に流れ出る赤石川河口から約18km、中流付近の支流・滝ノ沢に位置する。
滝の姿が観音様が合掌しているように見えることから、古くから信仰の対象にもなっているという。 上流、支流には大小の滝があり、くろくまの滝を含む三つの滝を見ることのできる遊歩道である。
遊歩道とはしてあるが、高低差が激しく山道の難所でもある。
周辺はブナの群落があり、滝の南壁には珍しい山草(タテヤマシボグサ・・?)が自生する。
道程は、車で自然観察館・「ハロー白神」をすぎたあたりから20分程度で「くろくまの滝」への曲がり口に出る。 そこには駐車場とトイレがあり、入り口から凡そ15分程度で「くろくまの滝」が出現する。
滝口のすぐ近くまで行けるので、高さが感じられ圧倒される。
写真を写すために、下がらなければならないが必見ものである。
JR鯵ヶ沢駅からだと、景色の良い町道・赤石渓流線をドライブすること50分。 後は駐車場から滝までは徒歩で15分程度である。
次回、 白神山地(30) 「ブナ遺伝保存林コース」
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