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日本の世界遺産 白神山地(32) 「白神山地登山コース」
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白神山地の一般的登山コース
白神山地の主要な登山コースMap(赤丸は下記コースに該当)
@.高倉森・自然観察歩道(片道ルート、徒歩4時間) A.白神岳登山道マテ山コース(片道登りで5時間程度) B.白神岳登山道十二湖コース(片道登り7時間55分) C.天狗岳歩道(片道登り4時間) D.二ツ森登山歩道(片道登り45分)
一般登山者は、以上の五コースが妥当とされているが、何れも、気楽なハイキングコースではなく、深い樹林帯で急な登り降りも有り、充分装備をして体力にあった登山コースを選択し、お楽しみ戴きたい。
序ながら、世界遺産地域は中央部の核心地域と、周辺の緩衝地域とに分かれ、これらの地域は世界遺産登録時より開発を行わず、現状のまま保護されることになっている。
従って、これらの地域には遺産登録以前からあった登山道以外には道はなく、今後も恒久的に整備されない予定であり、特に核心地域には道らしい道はないいう。
青森県側の中心部、所謂、核心地域(コーゾーン)に入るには、事前、あるいは当日までに管理当局(森林管理署長)に報告をする必要がある。 従って、我等一般ハイカーが無許可で歩くことを許されているのは、その緩衝地域(バッファーゾーン)のみであるが、
白神岳登山道の主稜線の部分(A、B)はコアゾーンの境界に位置している。
秋田県側の核心地区は原則的には入山禁止である。
尚、核心地区は林道すらないので、そこを踏破するには極めて高度な登山技術などが必要とされ、世界遺産に登録されてから以降も、核心地区での遭難事故の発生もあり、遭難者、死亡者も出ているという。
以下、五ヶ所のの登山コースを紹介します。 (所要時間はあくまで目安となります。)
次回、 白神山地(33) 「@高倉森・自然観察歩道」
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