世界遺産・知床
知床(15) 「知床八景」
世界遺産・知床の絶景地を巡ってます。
知床玄関斜里、 ウトロ温泉、 知床五胡、 カムイワッカの湯、 横断道路「知床峠」、 羅臼、露天・熊の湯 |
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世界遺産・知床(15) 「知床八景」
「世界遺産・知床」は、日本最後の秘境と言われ自然の宝庫である。
世界遺産・知床」は日本最後の秘境と言われ自然の宝庫であり、地名の「知床」はアイヌ語で「大地の尽きるところ」を意味する言葉「シリエトク」に由来している。
海からそそり立つ断崖絶壁に囲まれた半島は、約70kmにわたりオホーツク海に突き出して、半島の中央には羅臼岳や硫黄山など1500m級の山が連なる知床連山がそびえ立つ。
その中でも絶景といえる代表的な景勝地が「知床八景」と云われる。
八景は何れも半島東側の斜里町に属するが、全てが雄大かつ繊細な自然に触れる事の出来る場所で、人々が普通に歩いていても見ることが出来るビューポイントである。
この項では、既に「オシンコシン」から「知床峠」まで記載してきたが、おさらいのつもりで、もう一度その「八景」を紹介しておこう。
知床八景概略位置図
知床八景1 『オシンコシンの滝』
斜里から半島へ向かう時、第一番に目に入ってくるのが国道に面して豪快に流れ落ちるこの滝で、落差80mある滝は途中から二つに分かれていることから「双美の滝」とも呼ばれている。
オシンコシンとは、アイヌ語でオシュンク・ウシ(そこにエジマツの群生するところ)が名前の由来という。
滝の中ほどまでは階段で上がることができて、展望台からは迫力満点の景観であり、特に流氷の季節には、見渡す限りの白い海原が感動的である・・!
「日本の滝100選」にも選ばれている。
知床八景2 『オロンコ岩』
ウトロ港近くにある、高さが60mもある巨岩で、昔、住んでいた先住民族「オロッコ族」から、この名がついたと言われている。
ウトロ温泉街からウトロ港に向かうと最初に現れるのが「ゴジラ岩」という独立岩・・!
ゴジラに似ているか、いないかはさておき、この先170段あまりの急な石段を上っていくと青く澄んだオホーツク海やウトロの町並み、知床連山などを見渡すことができる。
さすが、「世界自然遺産」「知床八景」「オロンコ岩」と納得させられる絶景で、ここに登った者だけに与えられるご褒美だとか・・!
6月〜7月にかけ花が咲き 一面お花畑になる。
次回、「知床八景」(2)
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