世界遺産・知床(16) 「知床八景」(3)
知床八景概略位置図
知床八景5 『フレペの滝』
知床連山に降った雪と雨が地下に浸透し、垂直に切り立った約100mの断崖の割れ目からオホーツク海に流れ落ちている滝である。 フレペとは、アイヌ語で「赤い水」の意味で、断崖からふき出ている水は羅臼岳からの伏流水で、その様子が人の涙にも似ていることから、別名「乙女の涙」とも呼ばれ親しまれている。 知床自然センターから歩いて約20分のところで、冬には、歩くスキーやスノーシューなどでトレッキングができる。
知床八景6 『知床五湖』(資料)
知床の魅力が集約されているかのように、湖面にはミズナラやトドマツの樹林や知床連山が映し出されます。 五つの湖を一周できる遊歩道があり、五湖すべてを巡って約1時間、第一湖、第二湖だけなら約30分で、遊歩道のほか小高い丘の上にある展望台からは第一湖と知床連山のパノラマが一望できる。
冬期間は雪に閉ざされ見ることができないが、5〜7月には国の天然記念物「クマゲラ」のさえずりを聞くことができ、又、数多くの植物や動物たちを目にすることもできる。時には、ヒグマも・・??。
次回も、「知床八景」
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