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日本の世界遺産 白神山地(15) 「白神山地の十二湖」
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十二湖歩道Map-
奥十二湖歩道Map-
「日本一周の旅」の途上で、白神山地の一角・「十二湖」を訪れた。
白神山地の山襞(やまひだ)が海岸まで迫出している。 そして、国道101号線に「是より青森県」の標識が有った。 しばらく進むと海岸に沿う国道の道路標識は、十二湖方面を指していた。
十二湖map(観光資料 クリックすると拡大されます)
白神山地の一角、津軽国定公園内に日本のキャニオン(アメリカのグランドキャニオンをもじったものであろう)と云われるのが「十二湖」(じゅうにこ)界隈である。 そのキャニオンは十二湖にほど近いところにあり、地すべりによって岩肌が露出した大断崖、むき出しになった白い岩盤が、周囲の深い森とともに鮮やかなコントラストを見せる。
しばらく北上すると道路標識は右方向に「十二湖方面」を指している、とりあえずそこを目指してみた。 舗装された路面に濡れ落ち葉が、所々に群れ落ちている、やはり秋なんだなーと実感する。 しかし、まだ紅葉には間があるようだ、奥へ行くにしたがって、ブナの樹海が目を引く、未だ海岸より2〜3kmしか来てないのに、すでに深山幽谷の世界であった。
写真:八景の池
程なくして一つ目の湖に着いた、「八景の池」とあった。 湖畔に数艘のボートがあり、傍の民宿風の小屋は静まりかえっている。
気がつけば、今はまだ午前の6時を回ったばかりである。 ところどころで小鳥の「さえずり」以外は静寂そのもの、我が車のエンジン音が耳ざわりなほどである。
写真:玉池
次の池は「玉池」別名・西湖とも言うらしい、管理棟があってボートでの遊覧もできるらしく、池周辺には散策道でもあり、自然の移ろいを体験することも出来そうだ。
又、ここは十二湖の中で唯一釣りが許可されており、ヘラブナ釣りや冬にはワカサギ釣りを楽しむことも出来るという。
真新しい指導標があって、左に「玉池遊歩道1.3km右に青池・リフレッシュ村」とあった。
次回、 白神山地(16) 「十二湖駅」
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