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日本の世界遺産 白神山地(37) 「二ツ森登山道」 .
D.二ツ森登山歩道(片道登り45分)
二つ森歩道Map
二ツ森頂上と岩木山の眺望
秋田県側の白神山地の二ツ森1086mに登るコースです。
秋田県八森町の登山口標識から車道を、終点の駐車場までつめる。 その後、登山を開始して、緩やかな登り降りで45分。
山頂からは青森県側の白神山地全山の大パノラマが楽しめます。
比較的楽な人気のコースですが、自然が相手ですので侮ってはいけません。
登山口の管理棟で登山者名簿への記載が必要です。
秋田県八森町は、白神山地を峰越で横断しようとした「青秋林道」の秋田側の起点であった。 そのため、既設の林道を拡幅する工事をすすめ、青森県に比べ多額の工事費を投入したため、山頂付近まで道路が開通し、しかも舗装工事も完成している。
世界遺産に属する白神山地そのものは、ほとんどが青森県側に位置しているが、こちらは秋田県側からのアクセスとなっている。
秋田県側から県境の山に登頂し、白神の展望を楽しむのもよい。
能代方面からは、先ず八森町に入り、海が見える高台から「二ツ森駐車場」へという道路標識が見える。 左が日本海であり、山へは右折することになる。
「ぶなっこランド」(白神ふれあい館)を右に見ながら進行することになるが、真瀬渓谷沿いは二車線で道は広い。
やがて渓谷が二股に分れていて、更に、右折して細い道の青秋林道を進む。 こちらは単車線の山岳道路で、屈曲、勾配も激しくなり、対向車がこないでくれと祈らずにいられない程の道である。
やがて、青秋の県境に達し、車道は行止まる。 二ツ森公衆トイレが右側、左側に駐車場があり、チョッと上がれば展望台もある。
二つ森山へ向かって登っていくと県境の標識あり、そこに世界遺産の入山者を計測する装置がある。
尾根の途中に、景観を望める展望所ある。 山頂から白神岳、向白神岳、真瀬岳の連山が望まれ、好天ならば岩木山も眺望できる。 勿論、世界自然遺産の白神山地の雄大な景観が広がっている。
二ツ森登山の所要時間 八森→(車道+山岳車道)→登山口⇒45分⇒二つ森
以上、本稿に記載してある歩行所要時間、登山所要時間は一般的な所要時間であり、年齢・体力・天候などによって大きく変わります。 あくまでも平均目安としてお考え戴きたい。
次回最終、
白神山地(最終回) 「世界遺産の今後の課題」
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