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白神山地(26) 「歩道;暗門の滝」


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  日本の世界遺産 白神山地(26) 「歩道;暗門の滝」 .



A.暗門の滝歩道(暗門の滝登山道)

  
   Map 暗門高倉森マザーツリー



  


  


  
  暗門の滝3枚;上から一の滝、二の滝、三の滝







津軽の母なる川・岩木川の支流の一つ暗門川は、その源を三つの大きな滝に発している。滝の名前は「暗門の滝」といい、距離が適度に隔たっているため格好の登山コースとなっている。

暗門の滝入口駐車場から整備されたコースを一番下の第三の滝から第二の滝、そして一番上の第一の滝と雄大な三つの滝を巡る。 
付近はかなり険しい岩壁に囲まれ、ブナの老木などが生い茂っていて、白神山地の片鱗を垣間見ることができる。


「暗門の滝入り口」までは、舗装道路なので訪れる人も多い。 
すぐそばに「アクアグリーンビレッジANMON」がある。

ただ、白神山地のビジターセンターには、「暗門の滝遊歩道」という名称から、つまり、「遊歩道」という名が付いた以上、「楽に行ける・・!?」という印象を与えないため、「暗門の滝登山道」に名称変更されましたと書いてある。


確かに、普通の観光スタイルではチョッと無理があるようだ。
急な階段や河原を歩く個所もあるため、足下は充分な用意が必要であろう。

場所は、白神ラインの東側(西目屋村側)の入口に位置するのが暗門の滝。
西目屋村には白神山地ビジターセンターなどもあって暗門の滝までは団体バスでツアーも訪れているようだ。

暗門の滝周辺世界自然遺産の緩衝地域(バッファゾーン)に指定され、厳しく自然が保護されている地域でもある。


マイカーは、滝入口の駐車場に車を入れ、徒歩45分で最初の第三の滝、さらに10分歩くと第二の滝、そして第二の滝から徒歩15分で最後の第一の滝の3つの滝で形成されている。

往復で2時間30分は見ておきたいが、途中からはブナ林散策道コースも分かれ、ブナの森の散策も楽しめる。


尚、「暗門の滝歩道」に入ると 「協力金受付所」(300円以上と値段が書かれている)という小屋が「関所のように待ち構えている」。 
協力金を納入して 「協力者証」 を貰い、軽くウォームアップしてから出発することになる。


滝の落差は第三が26m、第二が37m、第一が42mと奥に行くに従って大きくなるが、時間と体力と相談して途中で引き返すのも必要であろう。

尚、かつては「暗門の滝遊歩道」と称していたが、安易な装備で訪れる人が増えたために今では「暗門の滝登山道」に名称変更している。
(所要時間:片道およそ1時間15分)


次回、白神山地(27) 「マザーツリー




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