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日本の世界遺産 白神山地(36) 「天狗岳登山道」
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C.天狗岳歩道(片道登り4時間)
天狗岳歩道Map
天狗岳尾根から岩木山と下部微かに白神ライン
白神ライン(県道岩崎・西目屋・弘前線)天狗峠から登り降りの変化に富んだ道を3時間程進むと目指す天狗岳の山頂に至ります。
標高が958mと比較的低い山ですが、山頂からの見晴らしが素晴らしく、向白神岳・摩須賀岳の他、遠く秋田県側の白神山地の山々をも眺望することができる。 途中危険な箇所もありますので注意が必要です。
天狗峠の登山口には環境庁の大きな表示板が有り、(環境庁、青森営林署)「巡視歩道につき職員以外の通行はご遠慮ください」などと書いてあるが、「既存の歩道」に指定されているため通行可能です。
天狗峠出発してから、凡そ25分で標柱の建っている分岐に着く。 左の道は赤石堰堤への道とあるが、今はあまり使用していないらしく、ヤブ道に近い状態である。 天狗岳は右の道を進むことになるが、まもなく標高849mの三角点標石が現れる。
分岐から15分掛らないで崩壊地(ノズの赤タクレ)を通過し、崩壊地を過ぎアップダウンを繰返す道の両側にはイワカガミに似た「イワウチワ」の群生が一際目立つ。
頂上まで1.5kmの標柱を少し過ぎた所に、小さな広場(四畳半程度)があり、大休止には最適の場所である。
頂上手前700m位から急登になり頑張りどころである。 やがて環境庁の表示板が現われ、数分で頂上に到着する。
頂上からは北側の一部が見えないのが残念だが、西側に向白神岳の岩肌は最高の眺めである。 南側に男鹿半島が薄く見え、寒風山が見える。
頂上で向白神岳や白神岳の眺めを堪能して、今来た道を引き返すことになる。
天狗岳登山
概略時間;天狗峠⇒3時間⇒天狗岳
次回、 白神山地(37) 「二ツ森登山道」
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